ウチのカミさんは長いこと鬱病をわずらっていて、医療費かかさむので、まずは自立支援医療の申請をして医療費を1割負担に軽減してもらいました。
ただし自立支援医療は精神科にかかわる医療費しか軽減できません。ウツ病のほかに併発している、女性特有の貧血とか難聴、過敏性腸症候群の治療代、保険適用外の漢方は、精神に直接かかわるものではないので、軽減できてません。
例えば同じ精神科病院内でも、貧血のための血液検査は、軽減対象外です。
そこで、さらなる費用軽減のため、精神障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)の取得を申請することにしました。うつ病の治療が半年以上は余裕で続いているので、申請できる条件(初診日から6ヶ月以上通院)はそろっていました。
メリットは、所得税・住民税が安くなる。携帯電話代も割引。
取得できたのは精神障害者手帳3級。これで年末調整や確定申告で申請すると、所得税や住民税が安くなります。
税率をかける前の所得合計から27万円を控除してもらえるので、年収300万~600万円あたりで所得税率10パーセントだと年間2万7千円、さらに住民税10パーセントの年間2万7千円ほど減額してもらえます。
一般的なサラリーマンなら、年間計5万4千円は税金が安くなることになります。
障害者手帳の申請費用としては、私の家内の場合は、診断書に約8千円、手続き代行に約千円ぐらいかかりました。そこが一時的なデメリットでしょうか。それでも取得できれば、節税で元はとれます。
手帳の更新は2年置きなので、2年毎にその費用はかかりますが。
それと、携帯電話会社に障害者手帳を持っていることを申請すると毎月の携帯電話代を割引してくれます。例えばソフトバンクのホワイトプラン基本料金980円が無料となります。
障害者手帳取得の申請方法は、まずは通院先の病院に相談。
まずは、病院に申請したいことを伝え、医師に診断書を書いてもらい、本人写真とともに申請を行い、あとは役所からの連絡待ちとなります。申請から、だいたい2ヶ月後ぐらいに手紙で連絡がきました。
役所への申請は、私の場合は、病院で代行(手数料約千円)してもらえたので、役所に行くのは障害者手帳をもらいに行くときだけでした。
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